このたびは、2025年6月7日・8日に東京国際フォーラムにて開催いたしました第43回日本顎咬合学会学術大会・総会に多大なるご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで、4,400名を超える多くのご参加をいただき、盛況のうちに無事閉会することができました。ご講演ならびに座長をお引き受けいただいた先生方、そして開催にご尽力いただいた関係団体・企業の皆様、遠方よりご来場くださった参加者の皆様に、心より感謝申し上げます。加えて、スムーズな運営に多大な労力を注いでくださったスタッフの皆様にも、深く御礼申し上げます。
第42回・第43回大会は「顎咬合学 踏襲と発展」をテーマに掲げ、学術と臨床の融合を目指した二年間にわたる連続的な大会となりました。ナソロジーの流れを汲む本学会が、デジタル技術の発展とともに新たな咬合の方向性を提示できたことを、大変意義深く感じております。
また、今大会では日本補綴歯科学会との連携協定の調印セレモニーも執り行われ、学会間の連携を通じて、科学的根拠に基づいた臨床医療のさらなる向上を実現できるものと確信しております。国民、患者の方に対し、より質の高い歯科医療を届けていく礎となれば幸いです。
この大会が、皆様の今後の臨床や研究の一助となりましたならば、これに勝る喜びはございません。
今後とも日本顎咬合学会を何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
日本顎咬合学会 理事長
第43回日本顎咬合学会学術大会・総会 大会長 貞光謙一郎