学会情報

はじめに

私たちは、国内最大規模の臨床医の学会です。健康生活に密着した臨床歯科医学・医療を考える学会として、みなさまの主治医であり助言者あることを願っています。

顎口腔系と全身の健康とのかかわりが注目されるなかで、これまでの歯科に限定された領域を越え、咬み合わせの医学を軸とした口腔医学・医療をすすめていくことも学会の目的の一つです。
一般医学、工学、物理学、遺伝学、ティッシュー・エンジニアリング(再生医学)など、多くの領域の学問とも手をとりあい、国民のみなさまが心身ともに健康で豊かな人生を送るためのお手伝いをしていきます。

臨床医の学会

顎口腔系と全身とのかかわりに目が向けられるようになってきた今、臨床歯科医学・医療の幅は広がり、一般医学、工学、物理学、遺伝学、さらにはティッシュー・エンジニアリング(再生医学)など多くの領域の学問とともに考えなければ解決しない問題も出てきています。
従来の歯科という限定された領域を越え、噛み合わせの医学を軸とした口腔医学・医療として、幅広い観点に立って積極的にほかの学問と協調していくことが必要です。
顎口腔系が健康に機能することは、心身ともに健康で豊かな人生を送るために不可欠であり、その継続のために多くの努力が払われるべきであると考えています。

設立趣旨

咬合は、歯科の根幹。歯科臨床の各種処置は咬合と密接に関連しています。しかし、日本には、咬合の専門講座がなく、幾つかの分野(補綴、矯正、歯等)が、各々の立場から咬合を追究していました。そこで、咬合について統合的な観点から臨床の場で患者のニーズに応えられるよう、学会の設立機運が高まり、1979年(昭和54年)3月「国際ナソロジー学会アジア部会」設立。1982年(昭和57年)7月、「日本顎咬合学会」として発展的に分離独立しました。

日本顎咬合学会の沿革

1979年(昭和54年)3月 国際ナソロジー学会アジア部会設立
1982年(昭和57年)7月 日本顎咬合学会設立(国際ナソロジー学会アジア部会より発展的分離独立)
1982年8月 学会誌発行
1983年6月 第1回日本顎咬合学会学術大会・総会を東京にて開催
1987年 日本学術会議学術研究団体に登録申請(第7部・歯学)、同会議関連研究連絡委員会「咬合学」に所属
2000年4月 学会名を「日本口腔健康医学会」(The Japan Academy of Dental Health Science)と呼称
2001年4月 学会名を「日本顎咬合学会」(The Academy of Gnathlogy and Occlusion)に再変更
2008年6月 英語名をThe Academy of Clinical Dentistryに変更
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歴代会長・理事長

1979年~1997年 会長 保母 須弥也
1997年~1999年 会長 矢澤 一浩
1999年~2001年 会長 菅野 博康
2001年~2003年 会長 河原 英雄
2003年~2004年 会長 河津 寛

NPO法人化

2005年 理事長 河津 寛
2005年~2006年 理事長 上野 道生
2006年~2007年 理事長 岩田 健男
2007年~2008年 理事長 小林 和一
2008年~2009年 理事長 夏見 良宏
2009年~2011年 理事長 山地 良子
2011年~2012年 理事長 南 清和
2012年~2015年 理事長 渡辺 隆史
2015年~2017年 理事長 上濱 正
2017年~2019年 理事長 上田 秀朗
2019年~2023年 理事長 黒岩 昭弘
2023年~ 理事長 貞光 謙一郎

認定制度

認定医

1993年(平成5年)4月、「認定医資格制度」を発足。顎咬合学ならびに関連する領域の臨床に深い知識と経験を有し、日常の臨床でそれを実践している会員歯科医師に「認定医」の資格を与えています。

認定歯科技工士・認定歯科衛生士

歯科口腔医療は、質の高いチーム医療が求められています。そのためには歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が同じレベルの知識を共有することが大切。そこで、予防・治療・管理を三位一体で行うために認定歯科技工士・認定歯科衛生士制度を立ち上げました。歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士の連携プレーで国民の皆様の「健口」を守ります。

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