近畿・中国・四国支部

2023年より、日本顎咬合学会近畿中国四国支部支部長を拝命いたしました宇根岡大典です。会員の先生方には平素より支部の活動へのご理解・ご協力また、支部大会へのご参加いただきありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症が５類に移行したことにより世間の社会活動が急速に動き出し、同時に当学会もWebによる学会開催から対面による実開催となり様々な活動がようやく行えるようになりつつあります。

コロナ禍において働き方をはじめ社会活動そのものが大きく変化し、歯科治療においてもデジタル技術が一層加速度的に身近なものとなり、様々な可能性が考えられる一方、顎咬合学という考え方を改めて強調していきたいと考えています。

「顎咬合学」とは咬合学を探究していくことはもちろん、成長・発育から老化に至る全ての年齢を通じて口腔を管理することで全身の健康を維持することを目標に、カリオロジー、歯内療法等多くの学問を横断しながら研鑽していく学問であり、この顎咬合学とデジタルソリューションをいかに融合させていくかが今後の歯科医療にとって非常重要なトピックになると考えます。

学術大会では、これらをテーマに明日からの臨床に役立てる内容となっています。例年主に大阪で開催しておりますが、医院の慰安旅行などの機会でありましたら観光スポットや穴場のグルメなどお気軽にご相談ください。

近畿中国四国支部では学会と会員の先生方がより短な関係を築くことができ、歯科医師はもちろん歯科医療に関わる皆様にとって有意義に学べる環境を提供できればと思っております。