日顎基金について
日本顎咬合学会では社会貢献活動の一環として2006年、撤去冠のリサイクル事業による資金を慈善団体や研究機関等に寄付することを目的とした『日顎(にちがく)基金』を設立しております。
寄付第一号として、2007年10月24日、震災により被害を受けた柏崎市の小・中学校にデジタル機器(約706万円相当)を贈呈しました。これに対して復興事業に取り組む地元の柏崎市長や子供たちから大変な感謝の言葉が寄せられ、地元新聞社数社にも大きく取り上げられました。歯科医界にとっても大変意義あるものであり、これからも同基金はさまざまな支援活動を通じて社会貢献を続けて参ります。
基金事業の仕組みは、以下とおりです。
- 寄付をする会員は、患者様から預かった撤去冠を精錬事業者へ渡す際、代金を「基金」へ送金するよう指示する。
- 精錬事業者は、精錬地金買取代金を「基金」に送り、会員へは精錬の明細を会員に送付する。
- 「基金」は寄付をした会員へお礼状(寄付金受領通知)と、協力医院として院長名および医院名を印字した患者様への告知ポスターを送付する。
- 基金は定期的に、いくつかの寄付先を理事会決定しそれまでに集まった資金の全額を寄付する。
- 寄付会員名(個別金額は除く)、寄付先一覧等を学会誌等で公表する。
当基金の趣旨にご賛同いただき、是非とも会員の皆様のご協力賜りますようお願い申し上げます。
精錬事業者については、当学会賛助会員の以下の3社様にご支援いただいております。
- 相田化学工業株式会社
- 日本メディカルテクノロジー株式会社
- アサヒプリテック株式会社
日顎基金ポスター
日顎基金ポスターデザイン
基金事業
基金事業といたしまして、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震の被災地への支援や、学会活動に関連する団体の活動支援を行い、その他にも、生涯にわたる口腔機能の重要性や日本人の食文化等を解説した「命の入り口、心の出口」(西日本新聞社刊)の刊行や、日本顎咬合学会編纂の「噛み合わせが人生を変える」(小学館刊)を全国の小学校23,500校等に献本しております。また、2018年には日本対がん協会のがんサバイバー支援ウォークに、2020年には日本対がん協会の活動支援に、2020年には京都大学基金の「iPS細胞研究基金」に対し、寄付を行いました。
お問い合わせ
ご寄付のお申し出、ご希望の精錬事業者等、その他お問合せは下記のメールフォームよりお願いいたします。
- 印の項目は入力必須となっています。漏れのないように入力してください。
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